にやま先生の「そんなに言うなら抱いてやる」の紹介と感想レビュー記事です。
現在2巻まで発売されておりますが、キャラ・ストーリー等どれをとってもにやま先生の漫画の中で断トツ好きです!
色気のある少し俺様系の男が好きならドハマりすると思います。
最高にかっこいい攻めを欲していたという方は是非読んでみてください。
こんな方におすすめ
- 絵もエロも重視したい人
- 色気ダダ洩れBLが読みたい人
- ちょっと意地悪な攻めにキュンとしたい人
ぬっこの書房 独自評価
エロ・濃厚度 | 5.0 |
ストーリー展開 | 4.5 |
キュン要素 | 5.0 |
お笑い要素 | 4.0 |
ラブラブ度 | 5.0 |
心情描写 | 4.0 |
キャラクターの魅力 | 5.0 |
絵の上手さ | 5.0 |

キャラクターの魅力度は攻めも受けも☆5つじゃ足りません!
ストーリーもテンポよく進み、癖のないきれいなタッチの絵なので誰にでも刺さるのではないかと思います。
ジャンル
- リーマン
- 同僚
- オレ様
- 体格差
- 雄っぽい
- イケメン
1巻あらすじ
ワンナイトを愛する罪な男×美形ナルシスト王子、体は素直なシーソーラブ!
昼は冴えないヒラ社員。けれど夜になれば、視線ひとつで腰を砕く男たらし。2つの顔を使い分け、裏川忍、タチ人生を謳歌中!
…だったのだ。馴染みのゲイバーに、いけ好かない営業部のナルシスト王子、表屋ヒカルが来るまでは。入り浸るヒカルのせいで夜遊び出来ない日々は続き、自分のオアシスを取り戻すため、ついに忍は決意した。
「…待ってたろ? 俺に声かけられるの」
――後悔するぐらい、溺れさせてやると。引用元:Amazonkindleストア
カップリング
裏川忍
男にもかなりモテるタイプの攻め
遊び人。昼と夜で別の顔を使い分ける“男たらし”
表屋ヒカル
女性社員にモテモテの受け
ピュアでナルシストでプライドが高い‟営業部のプリンス”

ちょっと意地悪な攻めとプライド高めな受けの相性が良すぎる!
注意ポイント
ここから先にはネタバレがありますのでご注意ください。
感想・レビュー
特筆すべきは攻めの持つ圧倒的な色気!
本作ではにやま先生史上、最強のモテ男が無双しております。
攻めの忍は『男にもモテる男』、長瀬智也さんを彷彿とさせる‟男の色気“があり本人はそのスペックをフル活用して夜を過ごしている、いわゆる‟付き合うと大変な男”。
罪なオトコだと思いつつも読んでいてため息が出るほどかっこいいです。
というかあらすじでヒカルだけナルシスト扱いされていますが忍も十分にナルシストです。多少ナルシストが入っていた方が人って魅力的に見えますよね。
ここが性癖に刺さる

魅力的なのは攻めだけじゃないよ!
プライドの高い受けが攻めに夢中になっていることを自覚していく様子が刺さる!
ヒカル自身、誰もが認めるようなきれいな容姿の持ち主なので今まで自分から積極的に頑張ったことがありません。
だからこそ振り向かせたい相手に対してどうしたらよいかが分からず、プライドを捨てて必死になっている様子にやられました。
推しポイント
キャラの魅力と相性
忍は単に俺様で色気がある男というわけではなくちゃんと優しくてスパダリ要素がありますし、ヒカルもナルシストでプライドが高いだけではなくピュアであるからこそ成立する二人の関係が狂おしいほど好きです。

「俺様系攻め✕プライド高い受け」はもともと好きですが色んな描き方があると思います。
その中でも本作の二人のキャラクター性と関係がバチっと私の好みにヒットしました。
\特にここがやばい!/
1巻 p.105~117
もうすっかり俺の虜だな
引用元:「そんなに言うなら抱いてやる」、1巻 p.116より
タイトル回収からの忍のこのセリフに至るまでの流れが完璧すぎる!
ヒカルがはっきりと自覚した瞬間でもあり、忍自身もヒカルには余裕をみせつつも「あなたヒカルにかなりやられてしまっていますよね!」と読者に伝わっているところがたまりません。