座裏屋蘭丸先生の「ペット契約」の紹介と感想レビュー記事です。
全1巻で5つの作品が収録されている短編集！
どのお話もエロ満載で充実した作品です。
座裏屋蘭丸先生の初の単行本作品でもあり、描き下ろしの「Pet契約その後」以外は全て同人活動時代に描かれていた作品とのこと。
何も考えずただエロティシズムな作品を楽しみたいという方にはかなりおすすめできます。
こんな方におすすめ
- エロ・濃厚度高めの作品好きの人
- 短編で色んなエロスを楽しみたい人
- 主従関係や緊縛好きの人
ぬっこの書房 独自評価
| エロ・濃厚度 | 5.0 |
| ストーリー展開 | 3.0 |
| キュン要素 | 3.0 |
| お笑い要素 | 3.0 |
| ラブラブ度 | 3.0 |
| 心情描写 | 3.0 |
| キャラクターの魅力 | 3.5 |
| 絵の上手さ | 4.0 |
清々しいほどにエロに振り切った作品集です。
ストーリーも難しくないのでエロスにのみ集中し、短編なのでサラッと頭を空っぽにして読めて楽しめます。
ジャンル
「ピュアイズム」
- ピュア
- ツンデレ
- 医者
「Pet契約」
- 拘束
- 主従関係
- 三角関係
- 調教
「緊縛ーマモル編ー」
- 歳の差
- 中年
- 拘束
「緊縛ータカヤ編ー」
- 拘束
- S攻め
- 主従関係
- 強気受け
「mob #1 #2」
- 歳の差
- 拘束
- お仕置き
- 複数
1巻あらすじ
弟の治療費を稼ぐため、ユキはマサシとリュウと契約を結ぶ。首輪をつけられ鎖で繋がれ、初めてを奪われる。嫌なはずなのに火照りが止まらない。焦らされ弄られ教育され、ユキは自ら二人を求め始めて…？
引用元：楽天ブックス
感想・レビュー
「緊縛－タカヤ編ー」と「mob #1 #2」はマゾっ気の強い受けで正直好みではありませんでした。
5分の2が苦手であるのになぜ当サイトで本作を取り上げたのかというとその他3作をおすすめしたかったからです。
短編ですのでサクッと感想を書いていきます。
注意ポイント
ここから先はネタバレがありますのでご注意ください。
ピュアイズム
イケメン黒髪短髪男子＆ピュア＆ツンデレという最強要素を詰め込まれた受けと発する言葉からオジサン感が否めない医者のお話。
普段ツンツンしている受けが恥ずかしがったり顔を赤らめる様子は最高です。
最後までピュアな受けが可愛すぎました。
Pet契約
人間をペット化するという世界のお話。
幼馴染と小さい頃から面倒を見てもらっていた兄のような存在の人にいいようにされる主人公の青年が不憫、でもあの二人のペットにならなってもいいかもなと思ったり・・・。
今後も二人の間で調教されつつデレデレに甘やかされていそう。
あのエッチなハーネスはけしからんですね。
「Pet契約その後」では初期の絵よりも美しく描かれており座裏屋蘭丸先生の進化を見ることができて良かったです。
緊縛
ーマモル編ー
屋敷の主人（48）と青年のお話。
正直私の好みのお話ではなかったですがエロは濃厚。
利害が一致しているこの二人ならどこまでもエロティシズムの高みにいけることでしょう。
ータカヤ編ー
謎のイケメンに躾をされる青年のお話。
この短編集の中で一番性癖に刺さりました。
強気な受けを拘束して身動き取れない状態にして言うことを聞かせるというシチュエーションは涎ものです。
mob #1 #2
お義父さんと青年＋モブたち
お義父さんと青年（ジャック）に関してはどういう間柄で何をしているの？！というかんじですがお仕置きはかなり濃厚でした。
そして＃2では複数のモブ攻めに犯される青年（ジャック）ですが感情が分かりにくいもののその状況を喜んでいるように見えて読んでいて可哀想じゃないというか安心して読めました。