感想・レビュー

はだける怪物 感想・レビュー|最強にエロい誘い受け

おげれつたなか先生の「はだける怪物」の紹介と感想レビュー記事です。

全2巻(上・下)で完結済み!
おげれつたなか先生史上最強にエロい誘い受け✖年下攻めによるエロくて切なくて甘いストーリー。
先生の作品の中で断トツ好きです!もっというとメインキャラの二人は私が知る中で最高で最強の二人だと思っています。

⚠️今作品「はだける怪物」は既刊「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフ「ほどける怪物」(「恋愛ルビの正しいふりかた」収録)の続編です。本作を読むにあたって読んでおいた方が良い作品や読む順番についてもこちらで解説いたします。

こんな方におすすめ

  • 絵、ストーリー、エロ全て重視したい人
  • 受けに翻弄される攻めが好きな人
  • 長編純愛ラブストーリーを読みたい人

はだける怪物 独自評価

エロ・濃厚度 5.0
ストーリー展開 5.0
キュン要素 5.0
お笑い要素 5.0
ラブラブ度 5.0
心情描写 5.0
キャラクターの魅力 5.0
絵の上手さ 5.0
ぬっこ

すべての要素がパーフェクト。

濡れ場は★5つじゃ足りないほどの濃さなのにストーリーも美しい。
全てのBL好きに読んでほしい作品です。

読んでおいた方が良い作品と読む順番

本作を読むにあたって読んでおいた方が良い作品と読む順番はこちら👇

一般的な読む順番

  • 錆びた夜でも恋は囁く
  • 恋愛ルビの正しいふりかた
  • はだける怪物(上・下) ←本作

1⃣は本作のメインキャラである林田の過去が別の人物を主軸にしたお話の中に出てきます。

またその別の人物も本作に関わりのあるキャラであり林田の過去はキーポイントになっているので時系列順に読んでいきたい人は1⃣から読むことをおすすめします。

2⃣はスピンオフ作品の「ほどける怪物」として秀那と林田の出会いから描かれているので絶対に抑えておくべきです。

ぬっこ

私としては1⃣は読まずに2⃣3⃣の回想シーンや想像で補完して読むのもアリ。

理由:2⃣から読んでもストーリー的には成り立ちますし、想像の余地がある方がストーリーに深みが出る気がしたからです。また、個人的に秀那と林田以外のお話の作品に今一つハマれなかったのも理由の一つです。その為、2⃣3⃣を読んで過去が気になればその後1⃣を読むのでも問題ないかと個人的には思いました。

とはいえ時系列順に読むことをおすすめする声が多いので余裕のある方はまずは時系列順に読んでみて、その後色んな読み方を楽しんでみるのもオススメです。

ジャンル

  • 社会人
  • スーツ
  • 先輩後輩
  • 年下攻め
  • 誘い受け
  • ラブストーリー
  • シリアス

1巻あらすじ

こちらは「はだける怪物(上)のあらすじとなっておりますのでご注意ください。

セフレから始まって、恋人同士になった秀那(しゅうな)と林田(はやしだ)。そんなある日、秀那に大阪支社への転勤の辞令が出て……。ピアス跡だらけの『怪物』林田と、器用な恋しか知らない秀那。おげれつたなかが剥き出しにする、「好き」のその後の物語。

引用元:Amazonkindleストア

カップリング

秀那(しゅうな)


人当たりがよく社交的な後輩
学生時代から苦労せずともモテてきたタイプ、攻め

林田(はやしだ)


目つきと口の悪い不愛想な先輩、秀那の教育係
ピアスの穴空けすぎ人間、元ヤン、受け

感想・レビュー

とにかくエロティックな本作。

”先輩受け✖後輩攻め”、”攻めが受けに翻弄されている”という構図に刺さる方は多いのではないでしょうか。

インパクト強めな濡れ場が多いですが切なくて甘いラブストーリーを決して邪魔しておらず、いいバランスで成り立っています。

注意ポイント

ここから先は本作のかなりネタバレになりますのでご注意ください

ここが性癖に刺さる

エロいことをするのに抵抗が無く、ハメ撮りもイラマチオも自らの提案でやっちゃうような林田さん。

性欲に忠実な男で見ていて清々しいほどです。

\特にここがやばい!/

・・・・・・起こして みすみす寝かすなよ

引用元:「はだける怪物」上巻、p.148~149

林田は普段可愛いというより男っぽい感じなのでたまに見せる可愛さの破壊力にやられます!

可愛いけど甘えすぎない感じが林田っぽくて好きなシーンです。

どっちのことだよ 言ってみな

引用元:「はだける怪物」下巻、p.165(ほどける怪物 番外編)

本作は全体を通してエロティックで刺激的なシーンが多いですがここはヤバいですよね!

やられている側がまさかの言葉責めをするという・・・林田さんエロ過ぎる!その後の秀那の返答込みで最高です。

秀那はとんでもない怪物を相手によくやってるよと思います。

ぬっこ

どっちって何が?と気になったら単行本の該当ページへGO!

推しポイント

二人の関係性がドストライク!

林田と秀那は先輩後輩という関係であるため普段は林田に対して敬語を使う秀那ですがたまにタメ口をはさんでくるという年上骨抜きテクニックを使ってきます。

普段敬語なだけに「アンタ」や「ダメだよ」等の言葉遣いの破壊力がえげつない。

言葉の使い方に社交性の高さやチャラさが出ていてにじみ出ていてかっこいいが止まらないです!

ぬっこ

「デブかな…」(「恋愛ルビの正しいふりかた」P.107)とか先輩に対して素で言っちゃってる辺り元々口が悪いけどそれが許されるキャラである点が彼の魅力です。(年下のちょっと生意気感にめっぽう弱い)

よく見るのはこういう性格の年下に振り回される年上という構図ですが本作の受け、林田は更に上手をいく男なのです。

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