SHOOWA先生✖奥嶋ひろまさ先生の「同棲ヤンキー赤松セブン」の紹介と感想レビュー記事です。
全3巻で完結済み!もはやBLという枠を超えて漫画としてかなり面白い・・・でも紛れもなくBLな本作!
男性が描いているという点もかなり貴重!
全体的な印象として青年漫画の主人公の恋愛対象が「同性」だったというようなナチュラルさがこの漫画の魅力です。
少年誌や青年誌のキャラで腐った妄想したことがある人は是非読むべき漫画。
こんな方におすすめ
- BL初心者やライトな作風が好きな人
- 男くさいBLを読んでみたい人
- 少年誌などを腐った目線で読んだことがある人
ぬっこの書房 独自評価
エロ・濃厚度 | 3.5 |
ストーリー展開 | 4.0 |
キュン要素 | 4.0 |
お笑い要素 | 5.0 |
ラブラブ度 | 4.0 |
心情描写 | 3.5 |
キャラクターの魅力 | 5.0 |
絵の上手さ | 4.5 |

読み終えた後、すぐに1巻から読み返しました。
何度読んでも面白いし、何度読んでも幸せな気持ちになる。
「エロ・濃厚度」はそんなに…だけど読後の満足度はかなり高いです😊
きっと何度も読み返すことになるので買って損なし!
ジャンル
- 高校生
- ヤンキー
- やんちゃ受け
- ギャグ多め
- 雄っぽい
1巻あらすじ
ほんとにBL漫画か?と疑うようなあらすじ・・・
高校生ヤンキーの赤松は、悶々とする日々を過ごしていた。そんなある日、公園に住まう謎の男・セブンに出会い、毎日のように喧嘩をしかけるように。しばらくして、セブンの住む場所がなくなったことを知った赤松は彼を一人暮らしの自分の部屋に招くが…!?
引用元:AmazonKindleストア
カップリング

受けも攻めも女性っぽさを微塵も感じない男らしいキャラ。
出る漫画間違えてるよね??と思うぐらい恋愛に発展しなさそうな二人だからこそどんどん関係が縮まっていくことに幸せを感じる!!
赤松愛将
喧嘩でムラムラを晴らすヤンキー
ピュア。男らしい、でもめっちゃ可愛い。受け。
神崎七焚
公園に住んでいる喧嘩が強い男
男らしい、かなりかっこいい。攻め。
感想・レビュー

SHOOWA先生による子気味よく展開していくストーリー✖奥嶋ひろまさ先生による青年誌っぽい作りが相性抜群!
笑いあり、事件あり、BLありでてんこ盛りなのに3巻でしっかりまとまっており、漫画としてとても面白かったです。
基本コミカルにお話が進んでいくので普通の青年誌だと思って読んでいたらBLだったってぐらい自然に読めちゃいました。
注意ポイント
ここからは少しネタバレを含んでおりますのでご注意ください。
ここが性癖に刺さる
1巻はBL要素が少なめでかすかにBLを匂わせるヤンキー主人公の青年漫画という感じ。それがまた最高なんです。
めちゃめちゃBLしている作品も好きですが、BL要素の少ない二人が徐々に関係を縮めていく過程に「いいの?ほんとにいいの??うわーーー」という謎の興奮がありました。
ぶっきらぼうながらも一歩ずつステップアップしていく二人が愛らしい・・・!
推しポイント
キャラがいい
赤松もセブンさんもめっちゃいい子!
筋肉質で男らしいのに二人とも可愛い面があって母性本能をくすぐられます。
他にはない空気感
ぶっ飛んだギャグパートがあったかと思いきやお互いが意識し始めてからのギクシャク感や良いムードへの持っていき方には”男のリアルさ”があり、読んでいてとても新鮮に感じました。
色っぽさとか粘っこさとかのないカラっとした空気感で好き合っているのがイイ!
\特にここがヤバい!/
2巻 P50~84
2巻はもうヤバいの連続なのでどこからどこまでに絞ろうか迷ったあげくページ数が多くなりましたがここの一連の流れは最高でした。
ヤンキー漫画的な展開からセブンさんの「おうかがい」までの流れがナチュラルかつ面白く、ドキドキもする・・・!
そして!
ここの赤松が最高なんです!!
「なぜ買った」と困惑する姿や初めての展開に恥じらいがある姿にはかなりの人が赤松の可愛さにやられたのではないでしょうか。

筋肉と恥じらいのアンバランスさがなんか可愛い ♡
最後に
実写化しても絶対面白いだろうな~、動く赤松とセブンさんも観てみたいな~と思ったり。